子嚢盤は浅い皿状ないし平板状、直径 3-7(15) mm.、子実層面は赤橙色から橙色、縁は全縁で肉眼ではわずかに褐色に縁どられて見えることがあり、まつ毛状の長い黒褐色の剛毛がある。
外面は淡色で短い褐色の剛毛を生じる。
柄は無く、比較的広く基質に固着する。
水分の多い朽木上や、腐食の多い地上に単生あるいは少数が群生する。 Scutellinia 属菌は属の区別は比較的簡単な割に種の区別が難しい。
〔似たキノコ〕
→ アラゲコベニチャワンタケ の子実層面は赤色〜赤橙色、外面の剛毛はより太い。
→ スクテルリニア エリナケウス S. erinaceus の子実層面は橙黄色{北海道のきのこ・五十嵐恒夫著に掲載あり} |